自宅で保管する場合
①タイヤの置き方
●ホイールが付いている場合
ホイールが付いているタイヤの場合は、横置きに保管します。
横置きにすることでホイールの重みをタイヤのゴム部分に与えないようにします。
●ホイールを外している場合
タイヤからホイールを外して保管する場合は、縦置きに保管します。
縦置きにすることでタイヤの変形を防ぐことができます。
〈タイヤを重ねて横置きする場合の注意点〉
時々、上下のタイヤを入れ替えることでタイヤの変形を防ぐことができます。
②タイヤを置く場所
タイヤは直射日光や水分によって次第に劣化していきます。
そのため、直射日光・雨を避けられるガレージや物置小屋などでの保管をお勧めします。
屋外での保管しかできない場合はタイヤカバーを上手く利用して保管するとタイヤが長持ちしますよ。
また、タイヤをストーブなどの熱が出る場所や火花が出る場所の近くに置かないように注意しましょう。
③タイヤ保管のスペース
タイヤの大きさによって保管スペースは変わってきますが、なるべく保管にスペースを取られたくない方にはタイヤラックがお勧めです! ホームセンター等で購入できますよ。
④保管前にやっておくべきこと
・タイヤの汚れ(砂や泥、融雪剤など)を落とすこと
水洗いで結構です!洗剤を使ってしまうとタイヤの保護成分が流れ落ちてしまう可能性があります。
・小石などの異物を取り除くこと
・タイヤをしっかりと乾燥させること
⑤保管する際の注意点
タイヤをコンクリートやタイルの上に直接保管すると、タイヤ内部の薬剤が染み出して床や壁を汚してしまう可能性があります。
そのため、タイヤ保管の際は必ず段ボール等を敷いて保管しましょう。
賃貸の場合の保管場所
賃貸の場合ですとタイヤを玄関先や室内に置かれている方も多いのではないでしょうか?
直射日光や雨を凌げるので劣化は防ぐことができますが、タイヤの臭いが気になりますよね。
最近では臭いを防ぐ為に真空のタイヤカバーなども販売されています。
業者に保管してもらう場合
上記のように賃貸のご自宅の方も保管するタイヤの本数が多いとスペースに困ります。
ご自宅にタイヤを保管するスペースが無い方も多いかと思います。
そのような場合、業者にタイヤを保管していただく必要がありますよね。
業者にタイヤ保管を依頼する場合のメリット・デメリットをご紹介します。
●メリット
直射日光や雨の当たらない、タイヤに最適な場所に保管できることです。
また、タイヤ交換時に空気圧調整やバランス調整を行ってくれる所もあります。
●デメリット
いつでもタイヤ交換ができないことです。
通常、タイヤ保管は店舗とは違う所で保管しています。
保管場所から店舗までタイヤを運ぶ必要がありますので、早めに店舗に予約を入れることをお勧めします。