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秋冬に向けた車のメンテナンス

2025/10/09
コバックニュース

車のメンテナンスの必要性

日常の移動手段として欠かせない車ですが、安全かつ快適に使用を行うためには定期的なメンテナンスが重要になってきます。

特に秋から冬にかけては気温が低くなり、路面状況の変化により車への負担が増す季節となります。

メンテナンスを怠ると、思わぬトラブルや事故につながる恐れがあるため、点検と整備が重要となります。

秋冬に向けて気を付けたいポイントは?

よくある事例を確認してみましょう。

◎バッテリー上がり

車のバッテリーの電力が不足してエンジンがかからなくなる状態のことを言います。

車に乗っていてよくあるトラブルとしても挙げられます。

寒い時期はバッテリーの性能が落ちやすく、エンジン始動に必要な電力を出せなくなり起こってしまう事もあります。

 

◎ヒーターが効かない

考えられる原因としては冷却水の不足です。

車のヒーターはエンジンの熱を冷却水で受け取って室内に温風を送る仕組みです。

冷却水が足りないと、「熱が室内に伝わらない」「ヒーターから 冷たい風しか出ない」といった事が考えられます。

特に冬は、寒さで冷却水が減ったり漏れが発生したりしやすいです。

特に冬は、低温でゴム製のホース類が硬化し、接続部から冷却水が漏れやすくなることがあります。

ヒーターから「風は出るけど冷たい」と感じたら、まずは冷却水の量を確認してみましょう。
ヒーターが「風は出るけど冷たい」なら冷却水をまず疑ってください。

 

◎タイヤの溝の減り具合

秋の長雨や濡れた落ち葉、冬の雪道や凍結路では、タイヤの性能が低いとスリップ事故に直結し非常に危険です。

タイヤの性能は、溝の深さに大きく左右されます。

一般的な新品タイヤの溝は8mmと言われています。

その半分未満である4mm未満まで溝が減ってしまうと、以下のような症状が起こります。

・ハイドロプレーニング現象のリスク

→ハイドロプレーニング現象とは、車のタイヤと路面の間に水の膜ができて、タイヤが路面に接しなくなる現象です。

これにより、車のハンドル操作やブレーキが効かなくなる非常に危険な状態になります。

別名「水膜現象」とも呼ばれます。

・車検不適合

車検に通るタイヤの溝の基準は1.6mm以上です。

これ以下の溝の深さは、整備不慮車両扱いになり、車検不適合となってしまいます。

 

◎ウインドウ、ワイパーの劣化

ワイパーには、ウインドウガラスについたスジを拭き取り、ガラス面に均等な水の膜を作るという役割をします。

拭き取りができないとガラスに均等にワイパーゴムが当たらず、スジ状に水の膜ができてしまいます。

特に、雨や雪が多く日が短い秋冬の運転では、このスジ状の拭きムラが対向車のライトを乱反射させ、視界が奪われるなど重大な事故に繋がりかねません。

どのようなメンテナンスをすればいい?

先ほどの項目より気をつけるポイントはわかりましたね。続いては行うべきメンテナンスについてを見ていきましょう◎

★バッテリー上がり

・月1回はボンネットを開けて、バッテリー液が適正量か確認

・週に1回30分以上は車を走らせる(短距離でもOK)

・2〜3年で寿命が来るので、3年目以降は定期点検を行う

 

★ヒーターが効かない

・冷却水(ラジエーター液)の量を確認(エンジンが冷えた状態で)

・2年に1回は冷却水の交換推奨

 ※車種や使用する液の種類で異なります。愛車の取扱説明書で確認しましょう。

・フィルター(エアコンフィルター)の汚れもチェック

・ヒーターが効かないまま放置するとオーバーヒートの危険も

 

★タイヤの溝

・月1回空気圧をチェック(ガソリンスタンドでも可能)
・5000km走行ごとにタイヤのローテーション(前後入れ替え)
・3〜4年でゴムが劣化するので、年数でも交換を考える

 

★ウインドウ ワイパーの劣化

・ワイパーゴムは半年〜1年で交換

・フロントガラスの油膜はガラスクリーナー+油膜取りでケア

・洗車時にガラスも丁寧に拭く
・ウインドウォッシャー液も定期補充を行いましょう。

まずは、運転の前に最低でもここはチェックしよう!

気をつけるべきポイントはたくさんありますね。下記の項目では、車に乗る上で気をつけたいポイント、主な症状をご紹介します。

定期的に意識したほうがいいポイントは?

安全運転をより確実にするために、車に乗る際の基本的な注意点もおさえておきましょう。

★タイヤの状態(空気圧・異音)

→空気圧が低いと、走行音が「ゴー」と大きくなったり、ゴロゴロというような音がしたり、ハンドルが重く感じられたりします。パンクの兆候を見逃さないためにも、運転中の音や感覚の変化に注意しましょう。

 

★ライトやウインカーの点灯確認(特に夜間)

→外周を回って目視でチェックをしましょう。ガラスや鏡、壁の反射を使って自分ひとりでも確認ができます。

 

★ガソリン残量

→特に長距離や寒冷地、山間部では燃料切れはとても危険です。事前に確認をしておくことが大切です。

ガソリン残量の確認方法

・メーター内にある「燃料計(Fuel Gauge)」をチェック。

・通常は「F(満タン)」~「E(空)」の範囲で針またはデジタル表示されます。

・最近の車は「残り走行可能距離(航続距離)」も表示される。

ガソリンの減りが早いと感じたら。。?

主に考えられる原因としては、下記が考えられます。

◉エンジン、スパークプラグなどの劣化

◉タイヤの空気圧不足やオイル劣化などによる燃費の悪化

 

★警告灯が点灯していないか

→警告灯、表示灯のマークの色は国際規格(ISO)で、赤色黄色緑色と決まりがあります。

緑色:基本的に操作中の機能を知らせるだけで異常ではありません。

黄色:は「注意喚起」「整備の必要あり」を意味します。

赤色:は「危険」「重大な異常」を意味します。

車の警告灯やマークはメーカーや車種により多少の違いがありますが、50〜70種類ほどあります。

小さな異常でも放置すると大きなトラブルにつながる可能性がありますので、安心・安全のためにもぜひ点検をご検討ください。

安心安全につながるメンテナンス項目一覧

上記のポイントをおさらいすると、

「タイヤ・ライト・ガソリン残量・警告灯」のチェックをしましょう。

これらはどれも短時間で確認できる基本の点検項目ですが、万が一のトラブルを防ぐためにとても重要です。

季節の変わり目や天候が不安定な時期は、日ごろのちょっとしたチェックが安心安全につながります。

点検・メンテナンスにかかる費用の相場は?

車のメンテナンスにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

一般的な費用の目安と、当店(コバック)での料金例をご紹介します。

<一般的な費用相場の目安>

バッテリー交換(部品・工賃込み)

軽自動車: 8,000円~15,000円

アイドリングストップ車: 15,000円~40,000円

ワイパーゴム交換(1本あたり工賃込み): 1,500円~3,000円

※上記はあくまで目安であり、車種や依頼する店舗によって変動します。

 

コバックでは上記でご案内をした整備を承る事が出来ます。

詳しくは下記の料金をご確認ください。

バッテリー交換

※低価格バッテリーの料金になります。

・軽自動車:7,980円〜(40B19R/Lバッテリー)

・アイドリングストップ搭載車:12,980円〜(M42バッテリー)  

・ハイブリッド車:29,980円〜(LN0バッテリー)

 

【お持ち込みでの作業の場合】

・通常バッテリー工賃:1,100円(税込)~

・アイドリングストップ・ハイブリッド車  工賃:3,300円(税込)~

・輸入車工賃:5,500円(税込)~

エアコン点検:2,200円~

ワイパーゴム交換:1本価格:1,000円〜2,000円前後

ワイパーブレード交換:1本価格:2,000円前後

※輸入車の場合は、ワイパーブレード左右セットでの交換となり、費用が異なります。

もちろん、その他の点検もご案内が可能です。

詳しくはお問い合わせをください。

 

【ご来店・受付について】

車の車種により、部品がお取り寄せになる場合がございます。

当社でお車をご購入のお客様・コバックステーション寺尾店以外はご来店の順番にてご案内をしております。

当日の混雑状況により受付が終了している場合もございます。  

点検をご希望の場合は事前にお電話をいただけるとスムーズです。

点検・メンテナンスはコバックにお任せください!

ここまで読んでいただき、これからの季節に向けてメンテナンスの重要性をご理解いただけましたでしょうか。

寒さが厳しくなるこれからの季節、安全で快適なドライブのためには、事前の点検・整備が欠かせません。

大切なお車を長く安心してお使いいただくためにも、ぜひこの機会に秋冬メンテナンスをご検討ください。

ご不明な点があればお気軽にご相談ください。

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