梅雨は事故が増える季節です
もうすぐ梅雨の季節がやってきますね。
梅雨時期だけではなく、新潟県は全国的にみても年間降水日数が多い県であり、必然的に雨の日に運転する機会も多くなります。
私たちが生活する上で雨は絶対に必要なもの、恵みの雨ではありますが、雨の日の運転が憂鬱になる方も多いのではないでしょうか。
梅雨時は交通事故の発生が増えるそうです。
雨による視界や路面の悪化といった物理的要因、それに伴うドライバーの心理的な大きな緊張とストレス、これらの要因が合わさり雨が降り続けるこれからの時期には事故が多く発生します。
今回は、梅雨時の運転を快適にし事故を起こさないための対策の一つとして、「運転時の視界を良くする」メンテナンス方法をご紹介したいと思います。
車のチェックとメンテナンス
ワイパーゴム
まずは、ワイパーゴムをチェックしてみましょう。
ワイパーはフロントガラスに雨や汚れが付いた時に、それらを払い視界を確保するための重要な役割があります。
しかし消耗品の為ガラスについたゴミやホコリ、紫外線などによって劣化します。
ワイパーゴムは、下記の症状が出たら迷わず交換のタイミングです。
・ガラスに水がにじむ
・拭きムラがあったり、スジ状の線が残る
・作動させると異音がする、ガタつく
これらの症状はゴムの劣化が原因ですので、ゴムの部分をチェックしてみると、硬くなっていたり、ひび割れ、欠けがあるかもしれません。
こういったことが確認できた場合、早くワイパーゴムを交換した方がよいでしょう。
目視だけではなく、実際に手で触ってチェックすることをお勧めします。
これらの症状を放置してゴムが削れたり切れたりすると、フロントガラスに傷がついてしまい最悪の場合はウインドウ交換の必要が出てきてしまいます。
フロントガラスを守るため、そして何より前方視界を常にクリアにし事故の発生を防ぐために、ワイパーゴムの交換は半年に一度定期的に交換することを推奨します。
フロントガラス
次に、フロントガラスをチェックしてみましょう。
せっかくワイパーゴムを交換したのに、フロントガラスが汚れていてはクリアな視界を手に入れることは出来ません。
雨の日になると、フロントガラスが雨を上手に弾いてくれなかったり、曇って見えにくくなる、ギラギラと光って見えにくい、そんな事はありませんでしたか?これはフロントガラスに付着した油膜が原因と言えます。
油膜は文字通り油の膜ですが、なぜフロントガラスに油が付くのでしょうか。
代表的な例を挙げてみます。
・空気中の油分を含んだ汚れが付着
・撥水コーティングなどの撥水剤が劣化して油膜になる
・車のボディワックスが雨で流れて付着
・洗車機のワックス洗車で付着
こうして付着してしまった油膜を除去すれば視界がクリアになります。
軽い油膜なら家庭用台所洗剤でフロントガラスをゴシゴシ洗い、水できれいに洗い流せば取れます。
しかし、頑固な油膜は簡単には除去できません。
このような場合、専用の油膜除去剤を使用して除去するしかありません。
油膜をきれいに落としたフロントガラスは視界良好です。
しかし、これで終わりではありません。
完全に油膜が落ちたガラスは水を一切弾きませんので、雨が降れば雨水の流れが視界を歪ませます。
ですので、油膜を取った後は撥水コーティング剤の使用をお勧めします。
撥水コーティングをしておけば、雨の時に水を弾いてくれて、視界良好です。
サイドミラー
続いて、サイドミラーをチェックしてみましょう。
フロントガラスやワイパーの雨対策をしても、意外と忘れがちなのがサイドミラーです。
サイドミラーに汚れがあったり、水滴が付いていると、後方の確認がしづらくなり、特に夜間は後続車のライトが反射してギラつき、とても見にくくなります。
サイドミラーにも水滴を付かないようにするためのコーティングを行った方が安心です。
フロントガラスと同様に、まずはミラーについた汚れや油膜をきれいに取り、その後にコーティングという流れです。
サイドミラー用のコーティング剤は手軽に作業できるものが多く売られているようです。
簡単な作業でサイドミラーへの水滴の付着を防ぐ事で出来るので、運転時の安全な確認のためにも是非やっておきたいメンテナンスですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
雨の日の視界を良くし快適に、そして事故が起こらないように出来る事をご紹介してまいりました。
梅雨入り前に、一度点検をしておくと安心ですよね。
ワイパーゴムやコーティング剤は簡単に手に入れられますが、時間が無く作業が出来ない方、やり方が分からなくて不安な方はプロにお願いするのが一番です!
お困りのことがあれば、車検のコバックにお気軽にご相談下さい♪