エンジンがかからない理由
車の大事なエネルギーの源であるバッテリー。
バッテリーは走行しながら充電もしていて、車の各部位へ電気を供給しているんです。
駐車場に車を停めて買い物から戻ってみるとライトがつけっぱなし!
キーを回すと「キュルルルル」と音がするだけでエンジンがかからない・・・
そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
コバックにもエンジンがかからないというご連絡がありますが、ヘッドライトやルームランプの消し忘れによるバッテリー上がりという事例も多くあります。
周りに頼る人がいない場合、どうしていいか分からなくなる事も多いと思います。
そんな時に、対策や予防策を知っておくことが安心のカーライフに繋がります。
バッテリー上がりの主な原因
それではバッテリーが上がる何が原因で上がってしまうのでしょうか?
よくある原因をもとに紹介していきます。
原因① バッテリーそのものの寿命
バッテリーも使用できる寿命があり、使用環境によって大きく変化してしまうのですが2~3年(4年)ほどとなります。
スマートフォンなどを思い浮かべていただければ分かりやすいと思いますが、使用していくに連れ段々と使用時間が短くなっていきますよね!
車のバッテリーも使用していくごとに劣化してしまうのです。
原因② 放電
バッテリーの電気は、自動車を使用している際にオルタネーターという装置が発電したものを蓄電することによって得られます。
しかし、駐車場等で停車している際にライトをつけっぱなしにしている時は、電気を放電しているだけになってしまい、バッテリーが弱ってしまうのです。
実は車を長期間乗らないことにより、バッテリーが上がってしまうこともあります。
スマートフォンも同様ですが、使用していなくても充電量は減ってしまい長時間放置していると電池がなくなってしまいますよね。
車も同じく、使用しなくてもバッテリーの充電量は少しずつ減ってしまいます。
スマホと同様に、充電・放電を繰り返しているんですね。
普段乗らない方も適度に車とお出かけしてあげることが大切です!
バッテリーが上がりやすい季節
冬は特にバッテリーが上がりやすい季節になります。
気温が低いとバッテリーの性能が低下してしまい、電圧が下がってしまうからです。
また、暑い夏場もバッテリートラブルが起こりやすいのです。
夏場はエアコンをよく稼働させるので、消費電力が多くなり、バッテリーが上がりやすくなるんです。
交通渋滞中などは、エンジンの回転が少ないのに消費電力は高くなってしまうので尚の事トラブルが起こりやすくなるのです。
突然のバッテリー上がりはとても困りますよね。
バッテリー上がりを未然に防ぐには、バッテリーの点検や交換目安の確認をすることが必要となります。
交換しないまま長く使っていないか・・・
短距離走行ばかりだが充電量は十分か・・・
バッテリーは使用環境や気候によって劣化具合も変わってきます。
バッテリーが上がってしまった!ジャンピングって?
ジャンピングとは、バッテリーが上がってしまった際に他の車から電力を分けてもらいエンジンを始動させることをいいます。
ジャンピング作業自体は難しくはないのですが、手順を間違えた場合車の故障や引火につながることもあります。
必ずケーブルに付属している説明書を読んで正しい手順で行ってください。
■ジャンピングに必要なもの
①ジャンピングケーブル
②別の車(救援車)
■ジャンピングの手順
①バッテリーが上がってしまった車のバッテリー+端子
②救援車のバッテリー+端子
③救援車のバッテリーー端子
④バッテリーが上がってしまった車のバッテリーー端子
に接続します。
この際注意が必要なのが、
ケーブルのクリップがボディに絶対に触れないようにすること。
触れてしまった場合はショートしてしまい故障の原因となります。
ケーブルの接続が完了したら救援車のエンジンをかけ、電量が供給されるまで待ちます。
バッテリーが上がってしまった車のエンジンが自動すればジャンピング完了!
つないだ時とは逆の順番で取り外してください。
この際注意が必要なのも、ケーブルのクリップがボディに絶対に触れないようにすること。
もし作業自体に不安な場合は、車検のコバック、もしくは当社のレッカーサービスにご連絡ください!
最後に
バッテリーの交換目安は2~3年毎が良いでしょう。
もし交換ご希望であれば、車検のコバックでは作業時間約10分~で交換致します♪
そして実はバッテリーにも様々な種類があります。
最近「アイドリングストップ」という言葉をよく耳にしませんか?
信号待ちの停車時など、車のエンジンを一度停止させてその間の燃料を消費しないようにする機能です。
バッテリーにはエンジンをかける時に大きな負担がかかっています。
アイドリングストップ車はエンジンの始動が格段に多くなる車のため、耐久性の高い「アイドリングストップ車専用」のバッテリーが存在します。
その他にも様々なタイプが存在しますが、エコカーと言われているお車たちに順応していくような形で発達していきています。
そんな車の大切なエネルギー源であるバッテリーにも記念日があるんですよ!
1985年に日本蓄電池工業会(現:電池工業会)が12月12日を「カーバテリーの日」として制定しました。
何故12月12日なのか?それは、野球のバッテリーの守備位置の数字ピッチャー『1』とキャッチャー『2』から12となったようです。
1991年に「バッテリーの日」と改称されました。
大切な愛車のバッテリー点検やご相談は車検のコバックにお任せください!
しっかり点検をして、安心・安全なカーライフを過ごしましょう♪