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ワイパーゴムは自分で交換できる?

2024/11/20
コバックニュース

ワイパーの交換時期

「ワイパーの交換」といっても、ワイパーは1個の部品ではなくいくつかのパーツで構成されており、パーツによって交換時期が違います。


■ワイパーゴム

ワイパーの最先端部分に着いており、ガラス面に密着して水や汚れを拭き取るゴムの部分。


■ワイパーブレード
ワイパーアームと連結しており、ワイパーゴムをガラス面に押し当てる働きをする金属の部分。


■ワイパーアーム
ワイパーモーターと連結しており、左右に動く力をワイパーブレードに伝える骨組みの部分。


■ワイパーモーター
車体に内蔵されており、ワイパーを左右に動かす電動機の部分。

 

主に上記の4つのパーツが分かれている中で、定期的な交換が必要になるのは、ワイパーゴムとワイパーブレードと呼ばれる部品になります。

 

 

こうなったらもう交換です!

ワイパーの拭き取り不良は、運転中の視界を妨げ事故に繋がる恐れがあり大変危険です。

ワイパーを動かした時に、次のような症状が出たら早めの交換が必要になります。


【ワイパー拭き取り不良の主な症状】
・ガラスにスジ状の線が残る。
・ビビリ音がする。
・拭きムラができる。
・水が滲み状に残る。

等の症状です。

 

特にワイパーゴムはゴムの性質上、紫外線や使用時に生じる摩擦によって劣化しやすい特性を持っています。


もしワイパーゴムに、
・ヒビ割れ
・裂け
・摩耗
・変形

等の症状が見られたら、拭き取り不良の原因になるため、すぐに交換した方が安心です。

 

またワイパーブレードは、ガタ付きが出やすい部品となります。
劣化してくるとワイパーゴムに伝わる圧力が均一で無くなり、スジ状の線や拭きムラが出やすくなるので、ワイパーブレードも定期的に交換をしましょう。


交換の目安は、
・ワイパーゴム:6ヶ月〜1年ごと
・ワイパーブレード:1年〜2年ごと

となります。


ワイパーは、ガラス面に付着した水や汚れを取り除き、クリアな視界を確保するという重要な働きをします。

拭き取り不良の症状が出ていれば、交換時期よりも早めの交換がおすすめです。

 

もし交換しないでいると?

では、もしワイパーが劣化した状態のままでいるとどのようなことが起こるでしょうか。


①運転時の視界が悪くなります。
首都高速道路株式会社の調査によると、雨天時の時間当たりの事故件数は、晴天時に比べて死傷事故約4倍、施設接触事故は約7倍も高くなっていると言われています。特に雨天時の事故の特徴として、歩行者を見落としたことによる事故が多発する傾向にあります。
そのため、雨の日は早めにワイパーを作動させ、クリアな視界を確保することが重要です。
もしワイパーが劣化した状態のまま使用していると、視界悪化により交通事故に至る可能性が高くなるため、リスク回避の観点でもワイパーの定期交換は大切になります。

 

②車検に通らなくなります。
車検の検査項目にはワイパーに関する項目が設けられており、
「視野を確保でき、かつ、安全な運行を妨げない状態である。」
といった品質が求められます。


車検時点検する内容としては、
・ワイパーに劣化等による機能低下が生じていないか。
・ワイパーに損傷や摩耗、変形がないか。
・ワイパーに摩耗や錆によるガタつきや作動不良がないか。

等の内容になります。


もし、ワイパーが正常な動きをしなかったり、ワイパーを構成する部品の劣化等で拭き取り不良が発生した場合、視界不良による事故の危険性があると見なされ、車検不合格となります。
車検の基準をクリアし、安全な状態で車を使用するためにもワイパーの定期交換がおすすめです。

自分でも交換できる?

ワイパーは自分でも交換できることをご存知でしょうか?
ワイパーを交換する際は、まずは「ワイパーゴム」のみを交換するか、金属部品とゴムがセットになった「ワイパーブレード」を交換するかを決めましょう。
もしワイパーゴムを替えても拭き取り性能が復活しない場合は、金属部品が劣化している可能性があるためワイパーブレードごとの交換がおすすめです。


ワイパーは、
・カー用品店
・ホームセンター
・ネット通販

等で購入することができます。
自分でワイパーを交換する場合の方法を見ていきましょう。

 

ワイパーの形状を確認しよう

ワイパーには様々な形状があります。

車に適合する商品を選ぶために、まずはワイパーの形状を確認しましょう。

 

【適用ワイパーの確認の手順】
①現在、車に装着されているワイパーの形状を確認しましょう。

 

②車に適合するワイパーブレードや替えゴムの品番・サイズを、店舗に置いてある適用表やホームページで調べましょう。
検索の際は、車種・年式のデータが必要なため、車検証にて確認しましょう。

 

③車に装着されているワイパーの形状と、検索したワイパーの形状・サイズが合っているか確認しましょう。
※適用表やホームページに表示されているものは純正ワイパーに適用する替えゴムです。

過去にワイパーを本体ごと交換している場合は装着できない可能性があります。

 

ワイパーの形状を確認できたら、希望のワイパーの種類を決めましょう。

 


 

【ワイパーゴムの種類】

グラファイトワイパー
「グラファイト」と呼ばれる炭素粒子をコーティングしているタイプのワイパーゴムで、ほとんどの車で新車購入時に装着されている標準的な性能を持っています。
ガラスとの摩擦抵抗を減らす効果を持ち、ビビリ音や跳ねを防ぎます。

 

撥水(シリコート)ワイパー
 ワイパーゴムをシリコンコーティングしており、 動かすと撥水剤をかけたのと同じ効果が得られます。

 

雪用ワイパー
寒冷地でガラスに雪が載ってしまったり、寒さで凍結してしまったりした際でも問題なく作動できるタイプのワイパーゴムで、雪の降る地域の方にはおすすめです。
専用の頑丈なブレードが必要になります。

 


 

【ワイパーブレード(金属部品)の種類】

トーナメントワイパー
一般的な形状のワイパーで、拭き取り部が可動式のため、曲面に適しているのが特徴です。高速時には空気抵抗によってワイパーが浮き上がり、拭き取り性能が低下してしまう場合があります。

 

フラットワイパー
ゴムとブレードが一体化しているワイパーです。ガラス面へ均一な圧力がかけられるため、拭き取り能力が高いのが特徴です。さらに空気抵抗を減らすフォルムを採用しており、高速時の浮き上がり防止にも生かされています。

 

デザインワイパー
フラットブレードのフォルムを採用したワイパーで、トーナメントワイパーとフラットワイパーの良い部分を兼ね備えており、拭き取り能力に長けているのが特徴です。

 

価格はどのくらい?

ワイパーの価格は、ワイパーゴムとワイパーブレードの種類によって異なります。


【ワイパーゴムの価格】
・グラファイトワイパー:1本価格1,000円前後
・撥水ワイパー:1本価格1,000〜2,000円前後
・雪用ワイパー:1本価格2,000〜3,000円前後
静粛性や撥水性、寒冷地での機能性など、高性能になればなるほど価格は高くなります。

 

【ワイパーブレードの価格】
ワイパーブレードは、金属部品+替えゴムがセットになって販売されています。


ワイパーブレードの種類である
・トーナメントワイパー
・フラットワイパー
・デザインワイパー

 

と、ワイパーゴムの種類である
・スタンダード(ノーマル)ワイパー
・グラファイトワイパー
・撥水ワイパー
・雪用ワイパー
を掛け合わせた数だけ商品のバリエーションがあります。


自分の求める性能を持った商品を選べるのも、自分でワイパー交換をするメリットと言えます。
ただし、価格帯はワイパーブレードと替えゴムの種類によって様々で、ワイパーブレードは金属部品+替えゴムのセットになる分、ワイパーゴムのみの価格より高くなります。

 

自分で交換するときの注意点

自分でワイパーの交換をする時は、気をつけるべき点がいくつかあります。


①適合する商品を事前に確認する。
基本的なことですが、購入する前にワイパーのサイズや品番をしっかり調べましょう。
車種や年式によって、適合する部品が異なります。必ず購入前に、現物の確認と、適用表やホームページ等で適合するワイパーを調べるようにしましょう。


②部品の左右を間違えないようにする。
ワイパーは左右でサイズが違うことがほとんどです。左右を間違えた場合でも、部品自体は装着できてしまうので、雨の日に実際に動かすまで気付かない、といったケースも起こり得るため注意しましょう。


③車体を傷付けないようにする。
交換時、ワイパーアームやワイパーブレードがガラスやボンネットに接触して傷が付くことがあります。
キズ防止のために、タオルや布等をワイパーとガラス・ボンネットの間に挟んでから作業を行いましょう。

 

お店との違い(実はあまり金額は変わらない?)

自分でワイパーを交換するのと、お店で交換するのとでどのような違いがあるでしょうか?

 

①自分で交換した方が費用を安く抑えられる。
自分でワイパーを購入し交換をすれば工賃がかからないため部品代のみの費用に抑えることができます。
特にネット通販であれば、最安値の商品を見つけることができるでしょう。
ただし、お店によってはワイパー交換の工賃がかからず、自分で交換した場合とあまり費用が変わらないケースもあります。
自分でワイパーを交換した場合とお店で交換した場合、どちらがお得か分からない時はお店に問い合わせをしてみましょう。


②希望の性能を持ったワイパーに交換できる。
カー用品店やホームセンターでは、ディーラーや整備工場、ガソリンスタンドを超える商品数があります。

さらにネット通販では、カー用品店以上のバリエーションの商品を選択することができます。
自分の希望する性能や、車を使用する状況・環境に合わせてワイパーを選択すれば、快適なカーライフを送ることができるでしょう。


③準備や作業に時間がかかる。
ワイパーを事前に購入したり、車を傷付けないための準備をする等、ワイパーを自分で交換をする場合は手間と労力がかかります。
お店であれば5〜30分以内で作業が完了するため、準備や作業にかかる時間を加味すれば、お店で交換する方が効率的、という考え方もできます。
ただし、お店への予約・問い合わせにかかる時間や来店するための時間を考えると、空いた時間に自分で交換した方が時短である、という考え方もできるので、自分の中でどちらが効率的かを考えてから選択すると良いでしょう。

 

装着ミスやうっかりミスが心配な時は…

自分でワイパー交換をする際に心配なのは、部品の購入間違えや装着ミス、注意不足によって車体を傷つけてしまうことだと思います。

 

お店に相談しましょう。

お店では現車を確認しながらワイパーを交換してもらえるので、車に適合するワイパーを装着してもらえます。
また、ワイパーの交換時、車体を傷つけないように予防しながら作業をしてくれるので安心です。
ワイパー交換の所要時間は約5〜30分以内で、店頭で待っている間に完了します。
自分でワイパーを交換できる自信がない時は気軽に相談してみましょう。

 

交換のタイミング(点検・車検時など)

普段、ワイパーの状態をチェックする機会はどれ位あるでしょうか?
車検や12ヶ月点検等の法定点検時、オイル交換やタイヤ交換などの定期的な整備時、日常点検時等、様々なタイミングでワイパーをチェックすることができます。
特に車検時はワイパーの状態が車検の合否を分けるため、ワイパーが劣化している場合は部品交換が必要になります。


自家用車に関しては、
・車検:2年ごと
・12ヶ月点検:1年ごと
・オイル交換:6ヶ月経過や5,000km走行ごと
・タイヤ交換:1年に2回

が基本的な点検、整備のスパンになります。


前述しましたがワイパーの交換目安は、
・ワイパーゴム:6ヶ月〜1年ごと
・ワイパーブレード:1〜2年ごと

になるため、来店時にワイパーの状態チェックしてもらい一緒に交換を行なっていきましょう。

 

交換費用の相場は?

お店で交換する場合の費用の相場は下記の通りです。
※車種や年式によって異なります。
【ディーラー】
・ワイパーゴム:1,000〜2,000円前後
・ワイパーブレード:2,000〜5,000円前後


【カー用品店】
・ワイパーゴム:部品代+工賃330円〜
・ワイパーブレード:部品代+工賃220円〜
※カー用品店によっては工賃無料のお店もあります。


【ガソリンスタンド】
・ワイパーブレード:1,300〜2,000円前後
※ガソリンスタンドでは、基本的にワイパーブレードのみの交換となります。

 

なお、車検のコバックでワイパー交換をした時の費用は下記の通りです。
【車検のコバック】
・ワイパーゴム:1,000円〜2,000円前後
・ワイパーブレード:2,000円前後
※輸入車の場合は費用が異なります。
 

ワイパー交換・ご相談はぜひコバックへ!

車検のコバックではワイパーの交換工賃が無料!交換にかかる所要時間は約10〜30分となります。ぜひお気軽にお声がけください。
定期的にワイパーを交換して、安心・安全のカーライフを送りましょう。

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