車を運転する際に、見慣れない警告灯がついていた!「これってどういう意味?危険なの?」と不安になった事はありませんか?
そもそもどういった時に警告灯はつくのでしょうか。
警告灯は、車の運転操作が正しくなかったり、走行に支障をきたす恐れや危険を知らせる為に点灯するようになっています。
警告灯の色は主に三種類で、緑色=安全、黄色(オレンジ)=異常の知らせ・走行は可能、赤色=危険・走行停止という意味になっています。
ドライバーや同乗者の安全を守る為の機能なんですね!
警告灯にはどんな意味がある?
こんな警告灯がついた!どうしたらいい?
基本的な警告灯
・シートベルト警告灯
これはみなさんご存知だと思いますが、シートベルトをきちんと装着していない時に点灯します。
そのまま走行すると警告音も鳴りますよね!
シートベルトは装着することが法律で義務付けられていますので、しっかり装着しましょう。
・半ドア警告灯
車のドアが半ドアだったりと、しっかり閉まっていない時に点灯します。そのまま走行するのは危険ですので、どこが開いているのか確認し、しっかり閉めてから走行しましょう!
・ガソリン残量警告灯
ガソリン残量が少なくなった時に点灯します。「まだまだ大丈夫~」と思わずに、この警告灯がついたらなるべく早めにガソリン給油をしましょう。
残量警告の基準は車種によって異なるので、ご自身にお車の基準を前もって調べておくといいですね!
点検が必要な警告灯
・ABS/ブレーキアシスト警告灯
ABS、ブレーキアシスト搭載のお車にはこちらの警告灯が装備されています。
ABS、ブレーキアシストが作動した際に点灯しますが、特に作動が必要ない状態の時(ブレーキを踏んでいないときや、通常の路面での走行中など)の点灯はセンサーの異常が考えられます。
ブレーキ自体の異常ではありませんが、整備工場で点検してもらいましょう!
・エンジン警告灯
エンジンやトランスミッションに異常がでた時に点灯します。
点灯して少しの間はそのまま走行しても問題はありませんが、何かしらの異常を警告しているので放置せず速やかに点検に出しましょう!
・パワーステアリング警告灯
電動パワーステアリングの異常を知らせる時に点灯します。
パワステが故障するとハンドルは非常に重たくなります。
男性でも苦労する程に重くなる為、走行に支障をきたしますので速やかに点検に出しましょう!
危険性の高い警告灯
・ブレーキ警告灯
ブレーキの異常で点灯します。通常は、パーキングに入れていると点灯し、解除すると消灯しますが、解除しても消えない場合は直ぐに点検に出しましょう。
ブレーキが効かない可能性がありとても危険なので、走行は控え、整備工場に持っていく際はロードサービスや加入している任意保険会社等に連絡して運んでもらうようにしてください。
・油圧警告灯
エンジンオイルの油圧の異常を知らせる警告灯です。
そのまま走行してしまうとエンジンが焼き付いて更に大きな故障や事故に繋がる恐れがあるので、速やかにロードサービス・保険会社等に連絡し、整備工場へ運んで点検しましょう!
・充電警告灯
バッテリーランプ・バッテリー警告灯とも呼ばれるようです。
バッテリー本体と充電系統(オルタネーター・ベルト)等の異常を知らせる警告灯です。
充電が上手くいかず、バッテリー上がりになる可能性があります。
こちらの警告灯点灯の際も、走行はやめてロードサービス・保険会社等に連絡し、点検に出しましょう!
定期点検で安全に
いかがでしたか?
今回説明させて頂いた警告灯の種類は一部ではありましたが、警告灯の危険性や重要度を認識して頂けたかと思います。
見慣れない警告灯がついた時には、焦らず落ち着いて先ずは安全な場所に車を停車させ、ディーラーや整備工場に連絡しましょう!
国産車の警告灯はどの車種もほぼ同じデザインであり、外国車でも直観で理解できるようなデザインになっているようです。
また、ハイブリッド車や電気自動車には、ガソリン車にはない警告灯が装備されていますのでご自身の愛車を確認してみてください。
気になる事や不安な事があれば、いつでもコバックにお問い合わせください!
定期的な点検・メンテナンスでより安心安全なカーライフを過ごしましょう!