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自働ブレーキの搭載義務化・後付けはできる?

2019/09/27
コバックニュース

自働ブレーキの搭載義務化へ

近頃よく耳にするようになってきた車の「自働ブレーキ」。


これまで大型車やバスは搭載が義務化されていましたが、この度普通車の新車にも日本を含めた世界40ヵ国で搭載義務化に合意したことが発表されました。


予定では2020年初頭に一斉義務化されるそうで、日本では同年に90%以上搭載を目標としています。
車での走行をより安全にそして快適にする為にとてもいい案ですね。

自働ブレーキって具体的にはどんな機能?

自働ブレーキは、【衝突被害軽減ブレーキ (AEBS)】と呼ばれる、障害物をセンサーで感知して衝突回避に繋げるシステムです。


日本で最初に搭載されたのはホンダのインスパイアでしたが、当時はまだ値段も高く、殆ど認知もされていない状態でした。


そこから徐々に各自動車メーカーも力を入れて認知度を上げていき、価格も下がり、車種やグレードによっては標準装備にもなっています。


どんなものがあるのか例を挙げると


トヨタ:名称【トヨタ・セーフティ・センス(プリクラッシュセーフティ)】
昼夜、歩行者と車両を対象とし(自転車は昼のみ対象)
単眼カメラとミリ波センサーで天候や明るさなどの影響を受けにくくし、より広範囲に対象物を感知します。

作動速度は
対歩行者と対自転車は約10㎞/h~80㎞/h
対車両は約10㎞/h~180㎞/h
速度差が約40㎞/h以内であれば衝突回避をサポートします。

義務化は新車だけ?後付けできる?

ところで、AEBS搭載が義務化されるのは新車だけなのでしょうか?後付けはできるの?といった疑問もでてきますよね。


今の所義務化されるのは2020年以降に販売される新車のみで、搭載されていない車に関しては現状後から付ける事は不可能となっています。


しかし、似たような機能のシステムで後付けができるものもあるんです!
但し、自動でブレーキはかからず感知して警報を鳴らす。といったところまでの機能になっていますが、こちらも今話題となっています。

 

高齢ドライバーの事故防止対策として限定免許制度の検討が発表されたのをご存知でしょうか。


これは75歳以上の高齢者を対象として、自働ブレーキが付いた自働車のみ運転が可能という制度ですが、自働ブレーキ機能が搭載された車にわざわざ新しく買い替えるのはかなり厳しいですよね。


そこでトヨタから出ている「踏み間違い加速抑制システム」という後付け可能な安全機能システムが注目を浴びています。


車両の前後に超音波センサーを付けて3m以内の壁やガラス窓を感知し、ブザーとランプの警報で知らせ、その際にブレーキとアクセルを踏み間違えて急発進すると加速を抑制してくれるシステムです。


また後退の際、障害物が無い状況でも時速約5km以上でのアクセルの踏み込みや、踏み込んだまま時速約5km以上になった場合も加速を抑制してくれます。

安全運転を心掛けて楽しいカーライフ♪

後付け可能なものに関してはこの他にも何種類かあるようですし、後付けできる安全機能システムをお考えの方はドライブレコーダーなども一緒に組み合わせて上手に活用することもオススメです。


衝突被害軽減ブレーキ (AEBS)も後付けできる安全機能システムも、あくまでも安全対策のサポートですので、過信したり、機能に頼り過ぎずに


ドライバー自身の運転前の体調管理や、同乗者への配慮などもしっかり心がけてより安全でより楽しいカーライフを過ごしていきましょう♪

 

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