みなさん愛車のメンテナンスで『カーコーティング』はされた事ありますか？
車のボディは日々、紫外線・塵・ほこり・砂や泥・雨風などに晒されているので徐々に傷んできます。
「なんだか色がくすんできた」
「塗装が剥げている」
「サビがある」
など、こうなると見栄えもよくないですし、放置するとボディの劣化がどんどん進んでしまいます。

特に新潟は、春は花粉・黄砂、梅雨時期の雨風、冬場の雪・融雪剤（塩カル）の影響を受けやすいですし、沿岸部では海風に晒されるのでボディが傷みやすくなります。
そこでおすすめなのが愛車の『カーコーティング』です！

◼︎『カーコーティング』って？
車のボディにコーティング剤で薄い膜を張り、紫外線などの悪影響から保護します。
色褪せ、傷み、サビなどを防ぐことができ、ボディの艶も保てます。

コーティングはいくつか種類があり、それぞれで発揮する効果や特徴・耐久性、持続期間が異なります。
その中でも大きく分けて5種類あるので、それぞれの特徴を簡単にご紹介します。

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油脂系コーティング（ワックス）
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こちらはみなさんもご存知のカーワックスですね！
数百円〜数千円とお手頃価格で市販されているので自宅で洗車後にワックスがけされる方も多く、一番身近なコーティングになります。
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【特徴と仕上がり】
ブラジルロウヤシというヤシの木の葉から採れるカルナバ蝋（ロウ）を主成分としており、ボディの艶、撥水効果が期待できます。
カルナバ蝋（ロウ）はその質の良さから『ロウの女王』とも呼ばれ、化粧品や食品など様々な分野で用いられ、なんとあのマーブルチョコのコーティングにも使用されているんです！
カーワックスの中では固形タイプ・半練りタイプ・スプレータイプがあり、それぞれで持続期間が異なります。

【メリット】
・艶が出る
・撥水効果
・自宅でも手軽に施工できる
・価格もお手頃

【デメリット】
・熱（紫外線）に弱く、耐久性も低い
・雨で流れ落ちやすいのでこまめに塗り直す必要がある
・汚れの付着
・窓に付着するとギラギラする

【コーティングの基本的な持続性】
・固形 約2ヶ月
・半練り 約1ヶ月
・スプレー 約2週間
雨で落ちやすい為、天候によってはもっと短くなる可能性もあります。

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樹脂系コーティング（ポリマー）
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お店でやっているコーティングの中では最も安価・短時間で出来るのがこちらの樹脂系コーティングです。
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【特徴と仕上がり】
ポリマー樹脂を主成分としており、その中にはフッ素・シリコンが含まれています。
塗装面の細かいキズであれば埋めて目立たないようにコーティングする事ができますし、ワックスよりも艶出し効果や耐久性も高くなります。
価格は約2,000円〜程で市販品もありますが、コーティング施工は少し難易度が上がるので、不安な方は自宅でやるよりもお店に依頼する方がおすすめです。

◉『お店に依頼する場合』価格と時間の目安◉
（※お車のサイズ・状態などによっても変わってきます。また、価格・作業時間を保証するものではございません。）
価格：約20,000円〜50,000円前後
作業時間：約2~3時間程

【メリット】
・ワックスよりも艶出し効果、撥水効果、耐久性は高い
・微細なキズであれば埋めて目立たなくできる
・価格も比較的お手頃
・お店に依頼するコーティングの中では価格も安く、施工時間も短い

【デメリット】
・ガラス系コーティングよりも熱（紫外線）に弱く、耐久性も低い
・雨で流れ落ちやすいのでこまめに施工が必要
・自宅で施工するにはワックスがけよりも難易度が上がる

【コーティングの基本的な持続性】
ポリマー樹脂コーティングの持続性は1回の施工で数ヶ月〜1年程となります。
 

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ガラス系コーティング
（ポリマー＋ガラス繊維）
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お店で案内しているコーティングになります。こちらのプロにお任せする作業になるので、その分高い効果を発揮します。

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【特徴と仕上がり】
ガラスと言ってもこちらの場合、主成分はポリマーで中にガラス繊維が入っているタイプになります。
なので厳密にはガラス被膜で覆うコーティングではありません。
ですが樹脂系コーティングよりも強固なコーティングで耐久性が高く、自然な艶を出してくれます。

◉『お店に依頼する場合』価格と時間の目安◉
（※お車のサイズ・状態などによっても変わってきます。また、価格・作業時間を保証するものではございません。）
価格：約50,000円〜80,000円程
作業時間：約2~3時間程

【メリット】
・撥水、防汚効果が高い。
・ワックス、樹脂系よりも自然な艶が出せる。
・プロの手による下処理からの施工になるのでしっかりしたコーティング効果を期待できる。

【デメリット】
・熱（紫外線）に弱い
・雨（特に酸性雨）に弱く雨染みが残りやすい
・ガラスコーティングと混同されやすい

【コーティングの基本的な持続性】
ガラス系コーティング（ポリマー＋ガラス繊維）の持続性は1回の施工で半年〜1年程となります。

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ガラスコーティング
（硬化型ガラス）
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お店でよく案内されているコーティングになります。効果・持続性にも優れています。

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【特徴と仕上がり】
こちらはガラス被膜でコーティングするタイプで、ガラス系よりもずっと強固な被膜で覆う事ができます。
主成分は二酸化ケイ素で、これはそもそもがガラスの主成分なのです。
撥水・防汚効果だけでなく、紫外線に強いのでUVカット効果も！汚れが落ちやすいので洗車も楽になります♪
その効果の高さからコーティングの中でも主流となっているタイプですが、その分施工技術も難しく料金も高額で、施工にも時間がかかります。
ガラス被膜をしっかり硬化させる為に、水分・塵・ホコリなどが付着しないスペースでコーティング剤を乾かす必要があり、最低でも1日以上は必要になるのです。

◉『お店に依頼する場合』価格と時間の目安◉
（※お車のサイズ・状態などによっても変わってきます。また、価格・作業時間を保証するものではございません。）
価格：約50,000円〜100,000円程
作業時間：1日以上〜

【メリット】
・コーティング効果が高く人気
・摩擦、小さいキズからも保護
・熱、紫外線に強い
・洗車が楽
・自然な艶で美しい仕上がり
・長期の持続性

【デメリット】
・塗りムラが出来る場合がある
・施工料金が高額
・施工に数日かかる
・長持ちさせる為には年に1度はメンテナンスが必要

【コーティングの基本的な持続性】
ガラスコーティング（硬化型ガラス）の持続性は、1回の施工で約3年程となります。

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セラミックコーティング
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近年増えてきているのがこのセラミックコーティングです。ガラスコーティングとどのように違うのでしょうか？
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【特徴と仕上がり】
こちら実は主成分はガラスコーティングと同じ二酸化ケイ素なのですが、被膜の形成方法が異なります。
ガラスコーティングは塗装の表面に塗布されたコーティング剤が硬化し、ガラス被膜を形成します。
セラミックコーティングでは塗布したコーティング剤が塗装面に浸透し、硬化するのでより強固なコーティングが出来上がるのです。
重ね塗りで厚みのあるコーティングに仕上がり、薬品などでも剥がれにくくトータルで効果を発揮するカーコーティングの中の王者なんです！

◉『お店に依頼する場合』価格と時間の目安◉
（※お車のサイズ・状態などによっても変わってきます。また、価格・作業時間を保証するものではございません。）
価格：約150,000円〜300,000円程
作業時間：3日~1週間程

【メリット】
・コーティング効果とても高い
・トータルで効果を発揮する
・自然な艶で美しい仕上がり
・簡単には剥がれない
・長期の持続性

【デメリット】
・施工料金がコーティングの中で一番高額
・施工に数日かかる
・施工を行なっているお店がまだ少ない
・長持ちさせる為には年に1度はメンテナンスが必要

【コーティングの基本的な持続性】
セラミックコーティングの持続性は、1回の施工で約5年〜10年程となります。

【撥水タイプ】
水がコロコロと丸い粒になって転がっていくように弾かれていき、汚れも流れやすく拭き上げも簡単なので洗車がラクになります。
特に梅雨時期など、雨の多い日にはこの撥水効果が目に見えて分かりやすいので満足度も得られます。
ただし、ウォータースポット・イオンデポジットなどの水染みや跡が残りやすいのが難点です。

【疎水タイプ】
水がある程度まとまって、その場に留まらず流れていきます。
留まらないので雨染みになりにくく、ウォータースポット対策にも向いています。
撥水タイプと親水タイプの中間のようなイメージです。

【親水タイプ】
水が疎水タイプよりも平たくまとまって流れていきます。
イオンデポジット・ウォータースポット対策に向いており、洗車回数も少なく済みます。
撥水タイプのようにはっきり分かりやすく水・汚れを弾くわけではないので、効果を感じにくく満足度が得られにくいかも知れません。

◼︎ウォータースポットって？
ボディに残った水分に日光が集まりレンズのような働きをする事で、その部分に集中的に光が当たってしまい塗装を傷め、陥没したような跡が残ってしまう現象です。

◼︎イオンデポジットって？
ボディに残った水分が乾いて蒸発していく時に、水分に含まれていた不純物が白く輪っかのような跡になって残ってしまう現象です。
得にボンネットで多く見られます

①見た目の艶
新車以上にピカピカになり、見た目がかなり良くなります！

②手入れが簡単
撥水・防汚効果があるので洗車しただけで汚れが落ちやすい！水洗いだけでも結構落ちます！

③細かい傷がつきにくい
コーティングの膜がある為、細かい傷からボディを守ることができます！

④買取査定額アップ！
綺麗な状態をキープできるので、査定の際の評価や印象がアップします！

⑤モチベーションもアップ！
愛車がピカピカでキレイだとドライブも楽しくなりますよね♪

いざコーティングをしよう！と思っても、種類・価格・効果それぞれ違うしどうやって選べばいいのか・・・。

愛車に合ったコーティングの選び方を見ていきましょう！

車を駐車する環境はだいたい以下の3パターンになると思います。

①.いつも外に停めている「青空駐車」
②.駐車時はガレージに格納している
③.カーポートがあるけど、ガレージのように完全に雨風が当たらない訳ではない

①は常に外的要因に晒されている状態になるので、ボディへの負担、悪影響も大きくなります。
なのでその分こまめにボディのメンテナンスが必要になります。

②は、乗る頻度にもよりますが基本的に外的要因を受ける影響は少ないので、洗車やコーティングといったメンテナンスの回数は少なくて済みます。

③は、屋根があるとはいえ外に駐車しているので①の状態に近いですよね。
できるだけこまめにメンテナンスする方がいい状態となります。

こちらも様々で、週１回は洗車する方もいれば、殆どしないという方も。
ご自身の愛車をいつもどのくらいのペースで洗車しているか、そこもコーティングを選ぶ際のポイントになりますよ。
先程の駐車している環境によっても、どのくらいの頻度で洗車しているか変わってきます。

例えば大まかに選んでみると、
・こまめに洗車している→ガラス系コーティング（ポリマー＋ガラス繊維）
・あまり洗車しない→ガラスコーティング、セラミックコーティング

こんな感じになりますが、ここに『愛車を駐車している環境』『季節による影響度合い』『生活環境』『予算』などを合わせ、総合的に見てどのタイプがよさそうか？選んでいきます

せっかくお金をかけて施工しても「効果がいまいち」「直ぐにコーティングが剥げた」「ムラになってる・・・」では意味があませんよね。
お店選びで失敗しないためのポイントを紹介します！

【避けた方がいい3つのポイント】
◼︎大袈裟な謳い文句に惑わされない。
「業界初！この価格で最高グレードの施工が可能！」「劇的に変わります！！」「なんと耐久年数◯◯年！永久保証」などの根拠がない誇大広告には要注意です。

◼︎価格だけで選ばない。
先程コーティングタイプごとの紹介に一般的な相場も記載しましたが、あまりにもかけ離れた金額を提示しているお店は避けましょう。
あまり安すぎると施工が雑だったり、どんどんオプションを追加され結果的にかなりの高額になったりする場合があります。

◼︎説明が曖昧、お店のおすすめをゴリ押しされる。
コーティングに関して質問・相談をしても回答が曖昧だったり、一方的にコーティングタイプを決められてしまうお店の場合、スタッフに知識がない・適当な作業をされてしまう可能性があります。

【選ぶ際に押さえておきたい3つのポイント】
◼︎スタッフがしっかり相談に乗ってくれる。
コーティングに関しての質問はもちろんですが、予算に合わせた見積もり、作業時間や施工後のアフターフォロー内容などしっかり回答してくれるスタッフがいると安心ですよね！

◼︎口コミを参考にする。
お店のHPなどではすごくよさそうに見えても、実際には・・・というケースもあるので、気になったお店の口コミを参考にしてみましょう！

◼︎施工事例や技術力を確認。
コーティングはプロの施工によって作業されますが、できれば仕上がり具合と効果がわかる事例が見れると安心ですよね。また、お店の作業風景なんかも確認できるとより信頼にも繋がると思います。もし気になるお店のHPにそういったものが掲載されていなくても、問い合わせてみると施工写真や作業場所などを見せてもらえるかも知れません。

愛車のカーコーティングも車検のコバックにお任せください！

ご質問・ご相談はお問い合わせよりどうぞ♪

当社スタッフがしっかりご対応いたします。
また、お車の状態や予算に合わせたお見積り、どのようなタイプのコーティングがよさそうか等のご提案も可能ですので、カーコーティング気になった方・迷われている方はぜひ一度ご相談ください。